こんにちは、企画営業課の岡野です。
オフィスや学校に最適な「気分転換できる飲み物」といえば、皆さんは何を思い浮かべますか。
コンビニのドリップコーヒーが市場を席巻したのは記憶に新しいですが、あのコーヒー、ビジネスモデルとしてユニークな価値は複数あれど、何が一番の魅力だったか、と言われれば、個人的には「外で手に入る熱々の飲み物」という点で画期的だったのではないかと思っています。
人肌の加温ペットボトルの魅力も捨てがたいのですが、加温器では出せないあの熱さは、街中に新しい一つの価値を加えたのではないでしょうか。つまり、外で飲む熱々の飲み物は美味しいのだな、ということです。
とはいえ、惜しむらくは、コーヒー一択のこの現状。挽きたて豆のコーヒーのように、ワンランク上の品質を保ちつつ、オフィスでいかに「熱々の気分転換のお茶」をもっとバラエティ豊かに楽しむか。
要は、上質なお茶の素材と、熱湯があればいいわけです。
そして、ここはお茶所、静岡県。
せっかくならば、全国の皆さんに、オフィスでも高品質な緑茶を楽しんでいただきたい。
茶葉から淹れた「緑茶」は香り高く、やはり、一味ちがうもの。
食べ物は往々にして、本当に美味しいものに出会って感激すると、今までのその食品のイメージが払拭されるものですが、個人的に「緑茶」もその一つでした。
近年は、茶こし付のカップやタンブラーも市販されており、お茶の間から離れても、手軽に煎茶を 楽しむことが出来るようになってきています。
例えば、お茶屋さんで淹れてもらったかのような、馥郁たるお茶を、デスクワークの手元に 置いておく。
そんな贅沢なひとときを、もっと気軽に堪能してほしい・・・。
そんな願いを込めて、静岡県のお茶メーカー佐藤園様より、新ブランドが発足しました。
働く大人の女性の“私らしい自由なお茶の飲み方”を提案する「sachet(サシェ)」。
「sachet(サシェ)」はフランス語で、小さな袋を意味します。
丁寧に育てあげたお茶が、幸せの詰まったサシェとして、誰かのひと時を彩ることを願って名づけられました。
贈り物やお土産、自分へのご褒美に、お茶の新ブランド「sachet(サシェ)」をぜひご利用ください。
静岡県は、お茶の生産量、日本一。せっかくなので、もう少し豆知識をご紹介します。
静岡茶の銘柄は、本山茶、藁科茶、足久保茶、朝比奈玉露、岡部茶、川根茶、掛川茶、島田茶、遠州森茶など全国最多です。
そこから更に、それぞれの茶葉に適した製法により、煎茶、深蒸し煎茶、玉露、かぶせ茶、番茶などと種類分けされます。
そして、仕上げ工程での職人技を経て、それぞれのお茶屋さん独自のお茶が出来上がっていくのです。(※)
銘柄や製法の組み合わせの多様さから、ワインや日本酒などと同じように、緑茶には自分好みの味を見つける楽しみがあると言えます。
今回ご紹介した佐藤園様の茶葉の銘柄は「本山茶」です。
「本山茶」は、静岡県静岡市の山間部にある本山地区で収穫されるお茶のことで、本山地区はなんと、ダージリンやアッサムなど、世界の銘茶産地と似た自然環境にあり、標高の高い山間地では、朝夕の寒暖差や濃霧でぎゅっとお茶の味を閉じ込めた、香り高いお茶が育つそうです。
その本山地区で、茶業界では極めて稀な栽培から収穫、製茶、仕上げ、販売まですべて手がける「メーカー」であることが、佐藤園様の最大の特徴。
そんな佐藤園様が、新たに手掛けるブランド冊子やロゴマークデザインのお手伝いを、弊社にて担当させていただきました。
日本一のお茶どころ静岡県で、お茶をPRできる仕事に携われることに誇りを持って、日本中・世界中の緑茶好きの方に「sachet(サシェ)」を通じて、お茶の魅力をお届けして いきたいと思います!
(※)参考サイト:
・全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連連絡協議会
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