4月1日に2018年度がスタートし、1ヶ月以上が過ぎました。
GWもあっという間に過ぎ去ってしまいましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか、
久しぶり、イエタテ西部版担当、鈴木です。
新しい年度が始まるタイミングでは、色々なところで
新しい取り組みやプロジェクトがスタートしていることと思います。
入社4年目、鈴木の2018年度のテーマとしては、
「気になったコト・モノ・トコロは実際に行って触れて体験してみる」
ということを掲げております。
最近の「気になる」は、廃材利用とかリノベーションなどリユース的な動き。
「ボロ」を、「ヴィンテージ」や「味」として楽しむ。
今まで捨てられていたものに、新しい価値をつける。
なんてエコで素敵なのでしょうと感動しています。
この夏は、そんな取り組みをしているトコロに行ってみようかと計画中です。
「インスペクション制度」の話
さて、住宅業界も例外ではなく、様々な制度がスタートしました。
今回のブログでは、その中でも鈴木が気になっている”リユース的な動き”に関連する
「インスペクション制度」についてクローズアップします。
「インスペクション制度」って?
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4月1日から改正宅地建物取引業法(改正宅建業法)が施行。
「インスペクション制度」がスタートしました。
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既存の建物の取引における情報提供の充実を図るため、宅地建物取引業者に対し、以下の事項を義務付け。
・媒介契約において建物状況調査を実施する者のあっせんに関する事項を記載した書面の交付
・買主等に対して建物状況調査の結果の概要等を重要事項として説明
・売買等の契約の成立時に建物の状況について当事者の双方が確認した事項を記載した書面の交付
(国土交通省HPより)
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ざっくり言うと、
中古住宅の売買の際、宅建業者による建物状況調査(インスペクション)の説明が義務化された、
ということです。※インスペクションの実施自体は義務付けられてはいません。
実は以前、私を含むイエタテスタッフ数名で
住宅会社さん・不動産会社さん向けの講義にお邪魔したことがあります。
文系の上に完全感覚タイプの鈴木にも、比較的分かりやすい内容でした。
▼その時の報告記事はこちら
http://sumailabstaff.eshizuoka.jp/e1876952.html
そこで勉強させていただいたインスペクションを受けることのメリットとしては、
(上記の記事内にも書いてありますが、)
自分が買いたい中古住宅の状態・価値を把握でき、
住んだ後、いつごろメンテナンスが必要なのかが分かること。です。
購入前に予めいつ、どの部位の補修が必要なのか分かっていれば
急なメンテ費による出費も免れますし、安心して末永く住むことができるんですね。
なるほどなるほど。
この制度の施行により、今後、中古住宅リノベという選択肢をする人も増えそうだし、
そうすれば、リノベーション市場ももっと盛り上がりそうですね!わくわくします。
国の動きを見ても、住宅ストックへの対策の動きはさらに強まりそうなので、
今のうちから、リノベーション需要への対策をしておくのも、大事ですね。
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住まい手にとって有益な制度は、イエタテとしても周知していきたいもの。
地域にもっと、いい家が建ちますように、日々、勉強です。
イエタテ西部版担当、鈴木でした。
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