本を読むのが好きではない、
コンテンツマネジメント課の風間です。
(よく入社したな、わたし)
正確にいうと、
人に「読め」と言われて読むのが嫌いです。
小学校低学年時代の読書感想文コンクール、
母親が代筆しました、時を経てごめんなさい。
(入賞しました、重ねてごめんなさい)
そんな活字嫌いのわたしが、
ハリーポッターシリーズを読破した以来、
「読みたい!」「読んでよかった!!」
そう心から思えた本をご紹介します。
幻冬舎 設楽悠介さん著
『「畳み人」という選択』
本の中では、
突飛なアイディアを発案し、大風呂敷をぶわ~っと広げる人を「広げ人」。
そのアイディアの意図を汲み、実行まで形にする=風呂敷を整える人のことを「畳み人」と呼んでいます。
世の中を動かすサービスや企画は、斬新なアイディアのみに目が行きがち。
しかし実際には、数々の試練をクリアし、アイディアを実現させた影のヒーローがいるんです。
この本は、その無茶ぶりともいえる数々の難題を形にしてきた影のヒーロー・設楽さんの経験に基づいた著書。
①忙しいのに勉強している時間なんてない
②「昨日と言ってること違くない?」という人にテンテコマイ
③「どう?」と聞かれて正直に答えたら、相手の機嫌が悪くなったことがある
④無茶ぶりばかりが飛び交う日常……あぁ温泉行きたい
⑤「こんなに真面目にコツコツがんばってるのに」という悲劇のヒロイン症候群
⑥「ナイスアイディア!」とテンション上がって振り向いたら誰も居ない
⑦とあるプロジェクトでリーダーに選ばれた!
※わたしは7項目中7項目該当
感涙ポイント【1】まず帯から泣ける
「基本を大切にする人が、最後は笑う」
まるでヒーロー映画のサブタイトル、この言葉にまず心惹かれました。
感涙ポイント【2】文字が大きい
本嫌いとしては大変重要なポイント。
分かり味の深い表現と、心遣いの伝わるワードチョイス。
ぐいぐいっと世界に惹かれ、2時間ほどで読めました。ありがてぇ。
実際の文字の大きさは書店でご覧くださいね。
(日常的に読書をされる方であれば、1時間かからないかも?!)
感涙ポイント【3】無茶ぶりさえ愛おしくなる
ちょっと言い過ぎかもしれません(笑)。
でも、「広げ人」のミッションを理解できると、たとえ急な変更があっても「ふんふん、そうか、なるほどなるほど~」くらいに感情を抑えられるようになりました(笑)。
逆に、「畳み人」の役割を理解できると、「そうか、ここがネックなんだな」などと、相手の気持ちを汲み取ることができるようになるはず。
感涙ポイント【4】購読者限定で追加コンテンツが無料で入手できる
これは仕掛けとして非常に面白い!
巻末に掲載のあるサイトにアクセスし、本の感想を投稿したブログ・SNSなど必要事項を登録すると、追加で関連コンテンツが読めるとのこと。
このブログをさっそく書き、これから追加コンテンツを手に入れるところです(笑)。
―――
慣れない読書につき、中身に関する濃ゆい感想が出ないことはお許しを……。
日常的に新しいアイディアを求められる人。
まだ世にないアイディアの実現を任された人。
立場や役割が異なれど、“新しい価値の創造”を目指す人たちにとって非常に心強い1冊。
決して回し者はないですが、おすすめです。
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