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デザイン出版・SP 2020/11/16

色と印刷の話

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いきなりですが、問題です。

 

下記の、「Aパターン」と「Bパターン」どちらが、印刷の費用が安いでしょうか?




【印刷物データ】
ものはポスターとします。
数字以外は全く同じデザイン、違うのは数字。
各0〜3までの4種類
背景色は共に、c10・m60・y20
文字の色はAが白、Bが黒(k100)
白い紙に印刷する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは…Bパターンです。

 

と、いきなり始まりましたが、今回はちょっとした色と印刷の話しです。

 

 

なぜそうなのか?

簡単に説明していきます。それぞれのパターンの内訳は下記のようになります。

 

●「Aパターン」
3版(cmy)×4種類=12版

●「Bパターン」
3版(cmy)+1版(k)4種類=7版

 紙の印刷は、基本cmykの4色を掛け合わせて色をつくります。それ以外に特色(金・銀など)もありますが、特殊印刷で金額も変わるので今回は除外します。上記の様に4色を掛け合わせるために、そのために、c版・m版・y版・k版をつくりそれを合わせることで色を表現しているわけです。

 

これを基本に考えていくと…

●「Aパターン」の場合、数字部分の絵柄が違うので、1種類につき3版つくる事になり、12版必要になります。
ここでのポイントは白は色ではなく紙の地を出すということです。したがって、ロゴや文字の部分は抜き型になります。

1種類につき3版×4種で12版

 

●「Bパターン」も同様に背景色の版をつくりますがこれは全てベタにします。こうすることで背景色の3版は流用し、その上に絵柄ごとに違うスミ版を刷る方法をとることで版の数を節約することできます。

3版+4種で7版

といった感じになるわけです。

 

例えば、1版が10,000円であれば、50,000円のコストを抑えたという事になります。

※これには単純に版の数だけなので、印刷屋さんの作業の手間は含まれていません。

 

しかし…このデザインでは、スミがきつすぎるので、

こんな感じで数字の部分だけ変えるほうがいいかもですね。

こうした事も知識としてあれば、デザインの作り方、提案の仕方などに役立つこともあるかと思いますので、色々調べたり、聞いたりすることも良いと思います。

 

※上記はあくまでも一例になります。この方法ができるかは、しっかりと依頼先に確認をとってください!


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