こんにちは。奈良女子大学文学部、3回生の天野愛です。
前回に引き続き、3回生の夏に参加した「しずおかオンラインのインターンシップ」を、
学生の視点からリアルにお話します。
今回は、3daysインターンシップの2日目について。
1日目については、ぜひ前回記事を覗いてみてください!
▼1日目コラム
私が1日目に決めたインターンシップの最大のテーマは、
「誰の、どういう思いが、どう表現されるか を現場で見る!」
というものです。
しずおかオンラインの行動指針“SOLバリュー”の一つ、
どうやるかの前になぜやるか については前回お話しましたが、
私もインターンシップの期間中、「なぜやるか」を見失わないよう常に意識しました。
2日目は住まい事業東部課の吉村さんにお世話になり、
フリーマガジン「イエタテ」の営業に同行させていただきました。
実は私自身、家を建てる方向けの「イエタテ」には馴染みがなく
事前の知識もありませんでした。そんな私ですが、このインターンシップを通して、
「イエタテ」への"まなざし" が ガラリと変わりました。
読み手の視点 + つくり手の視点
読者としてだけではなく、制作者の視点で「イエタテ」をみることができました。
たとえば、
営業の合間、吉村さんにこんな写真を見せていただきました。
引用元施工例 この便利さは手放せない! ZEH仕様のスマートホーム
施工会社 芹工務店
「子ども部屋は成長に合わせて個室にすることもできる」
というキャプションがついたこの写真。何気ない子ども部屋の写真だと思うかもしれません。
しかし、このキャプション=打ち出したい情報を読み手に伝えるため、
つくり手の様々な工夫が加えられているのです。
①子ども部屋だと分かるよう遊具を置く。
②将来個室にできることが伝わるよう、2つのドアをあえて開けて強調する。
この2点を意図した写真にすることで、
「子ども部屋は成長に合わせて個室にすることもできる」という打ち出したい情報が、
読み手に伝わりやすくなっています。
つくり手は、そのお宅、お部屋の魅力や特徴を最大限に伝えられるよう、
情報をコーディネートする工夫をしているのだと知りました。
他の「イエタテ」のページを開いてみると、
住起産業:変形地をプラスに転換! 楽しい空間いっぱいの2世帯住宅
施工会社:住起産業
お部屋の大きさを読み手に伝えるため、また住んだシーンを想像してもらうために、
お部屋だけでなくご家族の生活を写真に入れたり…
引用元:「イエタテ」2018年夏号
施工会社:アフターホーム
読み手の女性が一番気になる、リビングやキッチンを大きく取り上げたり。
このように「イエタテ」に使われる写真は一枚一枚、その写真を使う意図があり、
つくり手の思いが込められています。
私のインターンシップのテーマは
「誰の、どういう思いが、どう表現されるか を現場で見る!」でしたが、
吉村さんとお話する中で、読んでいるだけでは分からない、
つくり手の思いと、伝える工夫を、現場で感じることができ、
私のインターンシップのテーマをひとつ、達成することができました。
しずおかオンラインのスタッフは「情報コーディネーター」という肩書きを持っています。
吉村さんには、「情報を発信するだけでなく、意図した形で伝える」ことができるのが情報コーディネーターであると教えていただきました。
ただ「見せる」のではなく、それをどう「魅せる」か考える
これこそが、しずおかオンラインのスタッフが「情報コーディネーター」たる姿なのだ、と実感できた一日でした。
次回3日目レポートは、2月公開予定です!
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